元社員による売上金等の窃取について
お客さまおよび関係者各位
元社員による売上金等の窃取について
このたび、当社が運営するHOTEL CLAD(静岡県御殿場市)にて勤務しておりました当社元社員が、同ホテルにおいて売上金等を窃取するという事案が発生いたしました。
当該窃取行為は一定期間にわたって繰り返し行われており、被害金額は現時点で合計2億円程度と見込まれております。
当社では、当該事案の発生を受け、事実関係を確認するため外部弁護士の協力を仰ぎつつ社内調査を行ってまいりました。その結果、当該窃取行為は同ホテル事務所等で管理していた売上金や釣銭準備金など当社財産を対象として行われていたものであること、他の当社施設を含め当該事案以外に同種行為は認められなかったこと、お客さまなど当社以外の方に帰属する財物を窃取した形跡は認められなかったことを確認しました。
あわせて、上記調査の結果、当該元社員一名による窃取の事実を確認したことから、当該元社員を懲戒解雇に処するなど社内処分を講ずるとともに、民事上および刑事上の責任追及についても、然るべく対応を進めております。
当社は、当該事案を重く受け止め、社内不祥事の発生を未然に防止することができなかったことを深く反省するとともに、今後二度とこのような不祥事を起こさぬよう、全社を挙げて、必要な対応を進めてまいります。
当該事案についての調査結果や、親会社および外部弁護士からの指導・助言などを踏まえつつ、内部統制システムの強化やコンプライアンス意識の徹底を図るための社員教育をはじめとしまして、真摯に再発防止策に取り組んでまいります。