株式会社 小田急リゾーツ

“小田急 山のホテル”は、「受け継がれた“自然”を、より上質な“おもてなし”で」をコンセプトに、4月21日(火)、大浴場、客室、庭園を改修しリニューアルオープンします。
4月にリニューアルオープンを控え、大浴場と客室の詳細が明らかになりました（庭園については4月に公開します）。

大浴場は、自家源泉のやわらかな名湯を、歴史ある山のホテルらしい「クラシック＆オーセンティック」な空間の中でゆったり楽しめる場所へと生まれ変わります。

大きなガラス面をはさんで内湯と露天風呂がある、従来の明るく開放感あふれる構造は継承しつつ、やわらかな色使いだった内装をダークブラウンやグレーに変え、重厚な石素材を取り入れて、大人のための寛ぎ空間を演出。
全体のレイアウトを見直し、設備を一新して機能性の向上を図ります。浴室内は滑りにくい床材を使用。洗い場を広げ、その数も男湯で8から9に、女湯も6から9に増設します。
女性用露天風呂では、目の前に広がる植栽を整備してより明るく。男女ともに露天風呂に新設される半身浴コーナーでは、お湯に浸かりながら木々の緑や木洩れ日、山の匂い、鳥のさえずり、星空など全身で箱根の自然を味わい、リラックスできます。
山の静寂に包まれた露天風呂エリアとは対照的に、内湯ではジェットバス機能を備えたお風呂で疲れた体と心をほぐして。

さらに男女ともにサウナが新しくなります。男性用は、従来のスチームサウナから高温の｢ドライサウナ｣に変更。女性用は、天井から温かな霧が降る低温の「ミストサウナ」を採用しました。
女性用脱衣場のパウダーコーナーも5席から8席に増え、左右に仕切りがあるので隣に気兼ねなく利用できます。マッサージチェアもあり、こちらものんびり寛げるよう、プライバシーを考慮したスペースを設ける予定です。
湯あがりにうれしいのが、山のホテルの敷地に湧き出るおいしい天然水が飲める冷水コーナー。この水は小田急沿線各駅で販売中のペットボトル飲料「箱根の森から 緑茶」にも使用されているもので、お風呂上がりの一杯の冷水は格別です。

客室は「クラシック＆オーセンティック」なデザインをベースに、1～3階の59室を改装します。
2～3階の49室は、壁紙、カーテン、絨毯をベージュ基調のものに一新。絨毯は自然のぬくもりを感じる植物柄になり、テーブルセットのチェアもベージュの織柄生地でコーディネート。
ベージュカラーのアクセントとして、ベッドのヘッドボードにブラウンのストライプ柄の生地を、クッションとアクセントピローにオレンジブラウンのドット柄を取り入れました。
ベッドメイクは、これまでと同様にデュべスタイル。テレビを囲っていた家具をシンプルなテレビ台にして、同素材のライティングデスクとチェアを新調したことで、圧迫感もなく広々とした印象に。
客室全体が、山のホテルらしい「クラシック＆オーセンティック」な雰囲気漂う、寛ぎ空間に生まれ変わります。また、フローリング仕様の1階の10室は、白木の床材から落ち着きのあるウォールナットに変わり、それに合わせて家具や調度品も新たにコーディネートされます。

さらに浴室は1階～3階の全室で、浴槽・トイレ・壁面、床にいたるまですべてを一新。新しい清潔な水回りは使い心地も快適です。
客室に備え付けのお茶セットの内容も、バリエーション豊かになります。従来のフレーバーグリーンティーに加えて、緑茶、ほうじ茶、ホテルオリジナルのドリップコーヒーを用意。
浴室にはこれまでのアメニティセットのほかに洗顔料や化粧水などの1泊用基礎化粧品セットも置かれ、タオルは世界三大高級コットンのひとつ 新疆綿(しんきょうめん)素材のものを新調します。また大浴場との行き来や肌寒いとき浴衣の上に羽織る茶羽織も全室に備えることに。
客室全体が、より上質に、より快適に生まれ変わります。

女性用大浴場（イメージ）

2～3階の客室（イメージ）

ホテル外観

◆◆◆　リニューアル概要　◆◆◆

＜対　象＞　大浴場（男女）
　　　　　　客室59室（1～3階）
　　　　　　庭園（園路、ローズガーデンなど）
＜施　工＞　建物：大和小田急建設株式会社
　　　　　　庭園：株式会社小田急ランドフローラ
＜オープン＞2015年4月21日(火)