株式会社 小田急リゾーツ 未来につながる「おもてなし」
株式会社小田急リゾーツの経営理念である、感動をお届けする「心温まるおもてなし」。
私たちは、国際連合が提唱するSDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、事業を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。人、地球、社会にやさしい企業を目指し、一人でも多くのひとがSDGsに対して理解を深め、取り組みについて考える「意識改革」「行動改革」につながる取り組みを実践していきます。
持続可能な開発目標 SDGsとは
「SDGs（エス・ディー・ジーズ）」は、Sustainable Development Goalsの略称で、持続可能な開発目標という意味です。2015年の国連サミットで全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された17の国際目標と169のターゲットから構成され、誰一人取り残されることのない持続可能で多様性と包摂性のある世界に変革することを目指すものです。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル（普遍的）なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
株式会社 小田急リゾーツ SDGs推進活動
お客さまの安全と安心のために
1. 感染症対策
新型コロナウイルスなど、感染症に対し、お客さまならびに従業員の健康と安全を第一に考え、また、お客さまに安心してご利用いただける様々な対策を行なっております。
安心してご利用いただくために、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み
2. 食の安全と信頼の取り組み
- 全従業員対象の階層別食品衛生講習会（初心者・中堅・管理職各年3回実施）による衛生教育および感染症対策講習を実施。
- ノロウイルス嘔吐物処理対応講習会の実施
- 外部検査機関による衛生検査ならびにHACCPインストラクターによる監査の実施
環境への取り組み
1. 省エネルギー対策
- LED導入拡大、空調設備の運転コントロール
- 従業員のパソコンの省エネ設定などの取り組みによるエネルギー使用量の削減
2. CO2排出量の削減
- 食品廃棄物由来の肥料により育てた野菜のメニューへの採用等、社内外の連携による環境活動の推進
- 生ごみ処理機導入（水に分解する方式）によるCO2排出量やフードロス削減
山のホテルでは、2008年度より業務用生ごみ処理機「ヤサイクル」を導入。調理の過程で出る食品廃棄物を燃やさず、処理機で良質な堆肥に再生。ツツジやバラの堆肥として自然に還し、箱根の美しい景観を維持しています。
箱根ハイランドホテルでも、業務用生ごみ処理機「SINKPIA」導入。生ごみを燃やさず、処理機で微生物の力で生分解しています。
3. 使い捨てプラスチックの削減
- 各施設で、プラスチック製ストローから生分解性ストロー（植物由来樹脂）へ転換
- ペットボトルの3分別による再生利用の推進
- SDGs未来都市神奈川賛同企業に参画し、脱プラ対応を推進するプロジェクトを発足
客室アメニティ、備品の見直しによるワンウェイプラの削減
RESORTS SDGs - 脱プラ推進プロジェクト
プラスチックによる海洋汚染が今、世界規模で大きな社会問題となっています。
2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。SDGs未来都市である神奈川県は、これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組む「かながわプラごみゼロ宣言」を進めています。
小田急リゾーツはこの取り組みに賛同し、脱プラ対応を推進する「RESORTS SDGs-脱プラ推進プロジェクト」を発足いたしました。
2022年4月に施行される「プラ資源循環促進法」。当社では、各ホテルの特性を踏まえたプラスチック削減目標値が定まり、アメニティの素材変更、配置変更、ゲストへの呼びかけやPRの工夫などの取り組みによるプラスチック使用量の削減を行なっております。これからも持続可能な社会のためにできることを学び、信頼される企業を目指して継続的な取り組みを推進していきます。
社会貢献活動
1. 箱根町内の小学校卒業イベントの開催策
山のホテルに箱根町内の卒業生を招待し、午餐会とマナー教室を開催。
「箱根で生まれ育ち学んだ皆さまが、誇りに思える魅力ある街になるように、私たちスタッフも日々努力しています。将来「箱根」の発展のために皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしております。
2. 箱根町資源保全基金への寄付
お客さまのご理解とご協力のもと、連泊の場合、客室のエコ清掃(タオル交換、アメニティ補充、ゴミ捨てのみの簡易清掃)を行なっております。清掃やクリーニングにかかるエネルギー使用量を抑え、お客さまとともにCO2の削減に取り組み、宿泊プランの売り上げの一部を「箱根町資源保全基金へ」寄付しております。
3. 地域との環境活動の推進、ボランティア活動付
各施設で、地域の清掃美化活動にも積極的に取り組んでおります。
ダイバーシティ推進
1. 女性活躍の促進
女性社員の積極的な採用をはじめ、実質的な男女均等取扱いを実現するためのポジティブ・アクションに取り組んでいます。結婚や出産を経ても働き続けられる職場環境を目指し、出産・育児両立支援の拡充による柔軟な働き方のサポート、女性管理監督者昇進・管理職登用の推進など、高い意欲で能力を存分に発揮できる人材育成や環境づくりに努めています。
2. 外国人スタッフの雇用と活躍推進
国籍、年齢、性別に関わらず、誰もが活躍でき、それぞれの能力に応じたキャリアアップが出来る環境づくりに取り組んでいます。
3. ワークライフバランスの推進
育児休業後の短時間勤務や子の看護休暇等、仕事と子育てや介護等を両立できるよう、全員が働きやすい環境を推進しています。また、年次有給休暇の取得促進や時間外労働の削減に取り組み、仕事の質の向上と、プライベートの充実を目指しています。
4. 研修制度の充実
従業員キャリア支援のための研修や通信教育制度での自己啓発支援など、公平やキャリアアップのための支援を行なっています。
